Poshiの中小企業診断士勉強用ブログ(経営情報システム)

中小企業診断士の中小企業政策・経済学・経営情報システムの練習問題

H27-1 ROMの種類

下記ROMの種類と用途を答えよ

1.製造後は消去、書き込みができない

2.1度だけ書き込める

3.データ消去が可能

4.書き換え可能

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1.マスクROM

半導体製造装置でICチップを製造する時点で同時に内容も記録されます。

・構造が単純で大量生産したときのコストが最も安い。

・完成品として同じ内容を大量に複製する必要のある用途で主に用いられます。

例:家庭用ゲーム機のゲームソフトの販売用記録媒体(ROMカートリッジ)、家電やAV機器、産業機械などに内蔵される制御用ソフト(組み込みソフトウェア)の記録など

2.OT PROM (One Time Programmable Read Only Memory) 

・PROMの一種

・何も記録されていない空の状態で出荷されます。

・利用者がROMライターと呼ばれる専用の装置を用いて自ら書き込みたい内容を記録します。

・消去はできません

・PROMと言うと、後述するE PROM含めない事が多いです。

例:半導体を使用する製品・機械の試作品のマスクROMの試作品など

3.EP ROM(Erasable Programmable Read Only Memory)

・PROMの一種。

・データの消去が可能ですが、消去に紫外線照射装置が必要なため、コンピュータなどに組み込んで使う際は書き換えの度に取り外して専用の装置にかける必要があります。

・のちのEEP ROMに取って代わられます。

4.EEP ROM(Electrically Erasable and Programmable ROM)

フラッシュメモリ

例:USBメモリやSDカード等。